基礎体温その②♪
- 2016/08/01 (月)
こんにちは!
今日から8月ですね!
梅雨も明けてかなり暑いですね(;´Д`)
さて、今日は前回の続き「基礎体温表」から何がわかるのか?
その特徴をご紹介したいと思います!
その前に女性ホルモンと生理周期について少しお話しします。
生理周期は主に「エストロゲン」と「プロゲステロン」という2種類のホルモンによって調整されています。
①エストロゲン:「卵胞ホルモン」とも呼ばれ卵胞に成長を促し、子宮内膜を厚くし妊娠しやすい体を作るためのホルモン
②プロゲステロン:排卵後の黄体から合成されるので「黄体ホルモン」と呼ばれ、基礎体温を上げ妊娠を維持するためのホルモン
この2種類のホルモンによって基礎体温は低温期と高温期の2層に分けられるのです!
生理周期は月経中の「月経期」→卵子が成長する「卵胞期」→排卵が起こる「排卵期」→妊娠を維持する「黄体期」に分けられます。
このうち月経~排卵までが「低温期」、排卵後~黄体期が高温期になりだいたい0.3~0.5度くらいの差がみられます。
【基礎体温表からわかること】
★排卵の有無
高温期がはっきりあること=排卵があることを意味します。 生理があっても排卵がない場合もあります。排卵が見られる場合は妊娠の可能性も高まります。いわゆるタイミング法などでは必要な情報です。逆に高温期がない場合は、治療による体の変化を見るための指標にもなります。
★妊娠を維持する力
高温期はプロゲステロンの作用によって着床しやすく妊娠を維持しようとする期間です。高温期が短い(10日以内)=妊娠を維持する力が弱いため受精しても着床しにくかったり不妊の原因にもなります。
低温期と高温期がガタガタになってしまっていたり、低温期だけが続くような場合はストレスによる自律神経の乱れや、冷えなどによりホルモンバランスが崩れていることも考えられます。
ホルモンバランスが崩れていることで生理痛や不妊症、無排卵などが起こる場合が多くあります。
生理痛や不妊症などなどお悩みがある場合はまず基礎体温を測ってみてください。 自分のカラダと向き合うことで改善する方法が見つかるかもしれませんよ♪
もちろん自律神経やホルモンの調整に鍼灸は非常に効果があります。
お気軽に相談していただければと思います(^◇^)♪