首のコリと体の関係!
- 2017/01/10 (火)
おはようございます。
新しい年になってもう10日ですね!
今日から学生さんたちは学校が始まったそうですが、皆さんはお休みモードから仕事モードに戻れていますか(^◇^)?
昨日まで連休だったのでまだまだペースが戻らない方もいるかもしれませんね。
私も昨日はお休みを頂いて群馬県にスノーボードに行ってきました!
そこで激しく転びまして…軽くムチ打ちのようになってしまったのですが(笑)
後ろに転んだ際に、頭を打って前側にある「胸鎖乳突筋」という筋肉を傷めてしまったようです。
実はこの「胸鎖乳突筋」、ただ首の動きを支えるだけではなくて生活の中で非常に重要な役割を担っているのです!
今回は多くの方が感じている「胸鎖乳突筋」のコリや痛みが、生活にどのような影響を与えているのか、どのように対処していくことが出来るのかをご紹介したいと思います。
「胸鎖乳突筋(きょうさにゅうとつきん)」は耳の後ろ~首の前側についていて、首を回して横を向いた時に浮かび上がる筋肉です。
筋肉を知らない人でも簡単に確認することが出来る筋肉です。
この胸鎖乳突筋は「自律神経」の1つ「副交感神経」によって支配されています。
よっていわゆる自律神経失調の症状とされる「不眠」「頭痛」「めまい」や「耳鳴り」に関係がとても深いのです。
実際にこれらの症状を訴えている方は首周りの緊張が強いことが多々あります。
不規則な生活やストレスから自律神経が乱れて筋肉の張りが出てくることもありますから、首や肩こりの強い方にはこの「胸鎖乳突筋」をストレッチしたり緩めてあげることが症状を改善していく方法として特に有効である可能性が高いのです。
実際に患者さんの治療をしていても首周りの治療をすることで症状の改善が見られています。
私も昨日痛めてすぐは吐き気のような「気持ち悪さ」を感じていました。
これは胸鎖乳突筋を痛めたことによる自律神経症状だったのではないかと思います(;^ω^)今は改善されているのでご安心を!
ではこのような症状が出た時に、自宅でどのようなケアができるのかですが‥
一番簡単にできるのは「胸鎖乳突筋」のストレッチです!
まず最初に、上を向いてゆっくり軽く首を左右に傾けてみてください。
首の前の方に筋肉が伸びる感じを体感できると思います。
このストレッチで重要なのは「呼吸」に合わせてゆっくり行うことです!!
上を向いている時にゆっくり吸って、フーっとゆっくり息を吐きながら横に倒して筋肉を伸ばしていきます。
筋肉の伸びを感じていれば十分なので無理やり伸ばさなくても大丈夫です。
仕事の合間に、お風呂上りに、気が付いた時にやってみてくださいね(*´ω`)
普段から緊張していたりストレスで歯の喰いしばりがある方には特におすすめです! 自宅でのケアで少しでも体の負担を減らしてあげましょう♪
自律神経の調整や肩こりには鍼灸はとても有効ですので、お気軽にご相談くださいね~
【鍼灸適応疾患】
◆婦人科系疾患:不妊症・生理痛・更年期障害など
◆肩こり・腰痛・ヘルニア・手足のしびれなど
◆冷え性・アレルギー・自律神経の乱れ・不眠など
◆疲れが取れない・体がだるいなどの不定愁訴
当院では患者さん1人1人に合わせた治療、生活のアドバイスを心掛けています。
何かお困りの際は、お気軽にご相談ください(^^)