簡単!薬膳の基本(*‘∀‘)
- 2017/12/11 (月)
こんにちは。
12月に入りすっかり寒くなりましたね(;´Д`)
東京は冬の乾燥した晴天がお決まりになっていますが、本当に乾燥がひどいです。。 朝、治療院に入って湿度計が10%を指してた時は震えましたね(。-`ω-)
毎日霧吹きで湿度を上げていますが、乾燥が続くと風邪やインフルエンザのリスクも高まるので皆さんも気を付けてくださいね。
さて、久しぶりの更新で前回に引き続き体質の話をしようと思ったのですが・・・
今回はちょっと食事についてお話ししたいと思います。
みなさん薬膳ってご存知ですか?
聞いたことがある方や興味はある方は多いかもしれません。
でも薬膳って生薬とか漢方とかの考え方で特別な食材が必要なんじゃない?
普通の主婦には無理よー( ゚Д゚)
と思っているそこのあなた!!!!
実は薬膳とは普通にスーパーで売っている食材で、ご家庭で出来るものなんです!
中国には医食同源(いしょくどうげん)、薬食同源(やくしょくどうげん)という考え方があります。
「医の源は食にある」「薬の源は食にある」
という意味で食事というのは薬であることを言っているんですね!
道地産物といって食材にはその土地の土壌、水質、気候などの自然条件などが影響します。
その土地にはその土地の生活に合った食材が出来るといいことです。
暑い地域では体を冷やす食材、寒い地域では体を温めるような食材があるんですね。
このように食材には「寒性・涼性・平性・温性・熱性」といった性質があります。
この性質を季節や体調に合わせて上手に取り入れることが薬膳マスターへの第一歩です(^◇^)
【寒性の食材】
寒性とは体を冷やす働きをする性質です。 苦瓜・ジュンサイ・ズッキーニ・西瓜などがこれに当たります。顔が赤くカッカする、のどが渇くなどの熱症状を冷ます役割があります。
【涼性の食材】
きゅうり・セロリ・小麦・薄荷など
涼性も体を冷やす性質がありますが寒性ほど作用は強くありません。 のぼせやほてり、微熱などの時、夏の暑い季節に体をクールダウンさせてくれます。
【温性の食材】
ショウガ・ネギ・紫蘇など
温性とは体を温める働きをする性質です。冷え性、疲れやすい、食欲不振と言った虚弱体質や冷え症状のある時に体を温めてくれます。
【熱性の食材】
胡椒・トウガラシなど
熱性とは体を熱くする働きです。温性よりも作用が強いです。 冷え性や生理痛など強い冷えがある場合に効果的です。刺激が強いので胃腸が弱い人は要注意です。
【平性の食材】
豆類・穀類・イモ類・白菜など
平性とは寒・涼・温・熱のようにはっきりした性質がないものを指します。
性質がはっきりしないので他の食材と合わせやすく、他の性質を持つ食材の作用を緩和する働きもあります。
このように体が冷えるときには温める食材を、熱を持っている時には体をクールダウンさせる食材を上手に使って料理することが薬膳の基本です!
難しく考えずに、出来ることから始めてみましょう(^◇^)
身体の基本は食事です。まず、治療に来る前にご自身の食生活を見直してみるのもいいかもしれませんね。
当院では患者さんと一緒に食事や生活についても考えていきます。
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【鍼灸適応疾患】
◆婦人科系疾患:不妊症・生理痛・更年期障害など
◆肩こり・腰痛・ヘルニア・手足のしびれなど
◆冷え性・アレルギー・自律神経の乱れ・不眠など
◆疲れが取れない・体がだるいなどの不定愁訴
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