温める食材?冷やす食材?
- 2021/03/17 (水)
こんにちは。
ゆう鍼灸院の藤井です。
春ですね〜。先日お休みの日に武蔵小山の林試の森公園に行ってきました。桜にはまだ早かったですがポカポカ陽気の中でゆっくりした時間を過ごせてとても気持ちよかったです( ´∀`)
さて、今日はちょっと真面目に漢方の話をします(笑)
私は普段、鍼やお灸を使って患者さんの治療に当たっていますが患者さんに関わるのは1日24時間あるうちのほんの1時間だけなんですよね。
免疫力を上げる、体質改善をするといっても出来ることは少ないなぁと思って栄養や食事の取り方について勉強するようになりました。
そこで今日は薬膳の基本、「食材の性質」についてお話ししていきたいと思います。
漢方では食べ物を「寒、涼、平、温、熱」の5つに分類しています。
◆「寒、涼」の性質を持つ食材は身体の熱を冷ましてくれます。夏野菜のように食べると身体がひんやりするものと考えると分かりやすいかも。
例えば発熱や口が乾きやすい、ニキビやアトピー、熱中症予防の時などに良いですね。
◆「平」の食材は温めも冷やしもしない食材です。
普段から取れると良いです。きのこ類、豆類、お魚、長芋などもう一品欲しい時に使いやすい食材ですね(°▽°)
◆「温、熱」の性質を持つ食材は身体をポカポカ温かくしてくれる食材です。ネギや生姜など寒いところで取れる食材が多いですね。
寒気がする時や冷え性、透明な鼻水が出たり、下痢するときなどに身体を温めてくれます。
寒い時期や地域で獲れるものは「温、熱」食材が多く、暑い時期や地域で獲れるものは「涼、寒」の食材が多いです。その土地で旬のものを食べることで自然と寒熱のバランスが取れるんですね。
ぜひ自分の身体の状態に合わせて普段の食事に取り入れてみてくださいね〜(°▽°)