逆子ちゃんの治療②
- 2016/06/13 (月)
こんにちは。
昨日とはうって変わって今日は1日中雨ですね~( ;∀;)
じめじめして蒸し暑くなると体調の変化も出やすくなりますのでおかしいな?と感じたら体を休めたり胃腸に負担を掛けないようにしてあげてくださいね♪
さて、前回は逆子ちゃんになってしまう原因についてお話ししました。
今日は第2弾、実際に鍼灸院で選ぶツボや治療についてです!
昔から逆子の治療には2か所のツボが使用されています。
「至陰」と「三陰交」です!
★至陰(しいん)
「至陰」は足の小指にあり、背中につながり下半身の冷えをとって上に昇っている気を降ろしてくれます。赤ちゃんはエネルギー(陽)の塊なので上に昇りやすいので、正しい位置に誘導してくれるツボといえるかもしれません。
★三陰交(さんいんこう)
「三陰交」は内くるぶしの上指4本分の所にあり、お腹(子宮)につながっています。お腹が冷えて硬くこわばっていていては赤ちゃんが動きずらいですよね?
おなかの中を温めて柔らか~くなってくると赤ちゃんも動いてくれますよ(^◇^)妊娠中にお腹が張ってきたときなどにも効果的です。
基本的にはこれらのツボにお灸をしていきます。
お灸と聞くと「熱そう」「火傷になる」と思うかもしれません。
が!!
皆さん本当のお灸をご存知ですか?三角形のもぐさの塊をボン!と置いて火を着けるイメージをもってはいけません( ;∀;)実際はコメ粒ほどの大きさにちっちゃく捻ったもぐさを使用しますから一瞬チクッとする程度の熱さなんです。中にはあまり感じない人もいるくらいです(笑)
そんな刺激でも効果があるのがツボのすごいところで。
お灸をすえ始めるとお腹で赤ちゃんがポコポコ動くのを感じてもらえると思います(^^♪
前回お話ししたように、当院では
「お母さんの体のバランスを整えて赤ちゃんが自然と居心地の良い環境を作ること」
が大切だと思っておりますので、これらのツボをベースに、お母さん1人1人の体調に合わせて全身を診させていただきます。
お灸と一緒に鍼を併用することもあります。
もちろん鍼が苦手、という方には他の方法で体を整えるお手伝いをさせていただきます。
梅雨の時期は逆子ちゃんが増えると言われています。
週数が過ぎるごとに赤ちゃんはどんどん大きくなってしまいますので、逆子と診断されたら早めに治療を受けることをおススメします。
お気軽にご相談ください(‘ω’)ノ