東洋医学ってなに?
- 2016/06/27 (月)
こんにちは。
今日も暑かったですね!熱中症の方も少し出ているようなので皆さん外に出るときは水分補給などしっかり対策していってくださいね!!
さて、今日は東洋医学の話を少ししようかと思います(‘ω’)
東洋医学と聞くとどんなものをイメージするでしょう?
「ツボ」とか「気」とかでしょうか?
ちょっと胡散臭いという印象もあるかもしれませんね~
実際のところ良く分からないという方も多いと思います( ;∀;)
東洋医学の考え方を知るには、まず西洋医学がどんな医学であるのかを知るとわかりやすいかもしれません。
みなさん風邪をひいた時、頭が痛い時、薬を飲みますか?
病院では咳が出れば咳止め、鼻水が出れば鼻水止め、熱が出れば解熱剤・・というように症状自体を抑え込んだり原因になる菌やウイルスを取り除く治療が主だと思います。
このように「症状に対しての処置」「病気の原因を取り去る」が西洋医学の特徴です。
では東洋医学はどうでしょう?
例えば風邪をひいた時・・なぜ風邪を引いたのかを考えます。
人は本来ウイルスや菌を跳ねのける力=免疫力を持っています。
体が疲れていたり、食事が不規則であったり不摂生をしたりすると体を守る免疫力が低下して風邪を引くというわけです。
つまり、風邪に限らず表に出ている症状は枝葉の部分だけ。
根本的な原因はエネルギーを巡らせる力が不足していたり、体を守る力が弱っていることであってそれを回復させて治癒力を高めようというのが東洋医学なんです。
もちろんひどい高熱の時や痛みが激しい時などはまずその症状を取り除くことも必要ですから、状態によって西洋医学・東洋医学を使い分けられたら良いですね。
東洋医学には「未病」という考え方があります。
病気ではないけど、なんだか調子が悪い・・とか病院の検査では問題ないけど胃の痛みやムカつきがあるなど、みなさん1回は感じたことがあると思います。
体の治す力を高めていく東洋医学は、こんな方々にはもってこいです!
当院には体調管理のために定期的に治療に来られる方がいらっしゃいます。
今年も風邪を引かないですんだよ、季節の変わり目は体調崩しやすいけど今年は大丈夫だった(^◇^)という声も良く聞きます。
なんか体の調子が良くないなという方は、ぜひ症状が強くなる前に1度鍼を試してみてください!
きっと日々の過ごし方が楽になりますよ♪