クーラー病って知ってますか?
- 2016/07/04 (月)
こんにちは!
暑い日が続きますがみなさん元気ですか?
私は昨日ついにクーラーをつけてしまいました!寝苦しさに完敗です( ;∀;)
本当はクーラー苦手なのでつけたくなかったんですけど仕方ないですね・・・
みなさん「クーラー病」って聞いたことありますか?
私がクーラーを苦手な理由はコレなんです!
今日はこのクーラー病について、みなさんにも知ってもらおうと思います。
クーラー病は簡単に言ってしまえば
「暑い外気温とクーラーの効きすぎた室内温度のギャップに体が疲れてしまって起こる症状」です。
特徴的な症状としては体のだるさ・不眠・冷え・頭痛・肩こり・食欲不振など、いわゆる「夏バテ」の症状とも似ていますね。
これらの症状は温度の違いに適応するために自律神経が頑張りすぎて疲れてしまうことによって起こるんです。
まず自律神経についてですが、交感神経と副交感神経の2種類の神経がシーソーのように働いていると考えるとわかりやすいと思います。
◆交感神経・・体を活発に働かせる神経。緊張するようなときも優位になります。
◆副交感神経・・リラックスしている時に優位になる神経。
簡単に言うとこんな感じです。
これらがバランスを取りながら私たちの意識に関係なく体温調節や胃腸の働きを支えてくれています。
朝になったら目が覚めて夜になったら眠くなることも自律神経の働きなんですよ♪
本来、私たちは体温を一定に保つための機能をもっています。
暑い外に出た時に体は汗をかいて一生懸命体温を下げようとします。
寒い室内に入れば頑張って筋肉を震わせて体温を上げるように働いてくれるのです。
この働きが頻繁に、さらに気温差の激しい状態で繰り返されてしまったら私たちの体は疲れてしまいますよね?
そのようにして一生懸命カラダを支えてくれている自律神経が疲れてしまった状態が「クーラー病」なんです!
これだけ暑い日々が続いてしまうとクーラー無しでの生活は熱中症の危険もあるので難しいと思います。
ただ、外との気温差を少なくすることで体への負担を減らしてあげることはできるんです。
クーラーの温度を27度~28度にするだけでも体は十分快適に過ごせると思います。
時々「どれだけ暑がりなんだ!!?」ってくらい設定温度を下げる人いますよね・・(;´Д`)女性の皆さん頑張って戦ってください(笑)
クーラーの中にずっといると汗をかかなくなってしまいます。
本来は自律神経の働きで汗をかいて体温調節をしていますから、時々体を動かして汗をかくことも自律神経を調節するいい方法かと思います。
寒い職場ではレッグウォーマーやストールでなるべく体を冷やさないようにすることも大切ですね。
鍼灸治療は乱れた自律神経を調整することができます!
こんなことに鍼灸が効くのかな?って思ったらいつでもご相談ください。
もしも当院で対応できない場合の対処法も一緒に考えて、提案していきたいと思います(^◇^)
自分の体のことを知って、快適に夏を過ごしましょうね♪