秋の養生法(/・ω・)/
- 2016/10/11 (火)
こんにちは~
前回、二十四節気の「寒露」について紹介しましたが、本当に秋らしくなってきましたね(´▽`)さわやかで過ごしやすいこの季節が大好きです♪
しかし、徐々に寒くなってきて体の不調を感じやすくなってくるのもこの季節…
夏の間は外の気温も高く、体が動きやすい環境にありますがこれから寒くなってくると体の筋肉はこわばりやすくなってきます!
東洋医学では夏は「陽」、冬は「陰」と考えます。
秋はちょうど「陽」→「陰」に移行していく時期で「陰」の割合が徐々に増えていきますから体の表面にあった「陽気(エネルギー)」が体の奥にしまわれ、毛穴は閉じてエネルギーを発散しすぎないようになるんです。
冬眠の準備みたいな感じですね~!
激しく運動して汗をかきすぎたり、夏の間に体に無理をしすぎた人は冬に向けて体を変化させるこれらの働きが低下してしまいます!
毛穴が閉じないでいると秋の「寒気」が体に入りやすくなって風邪を引いたり、体が冷えることで筋肉がこわばったりという症状が出るようになります。
筋肉が冷えてこわばってくると、ぎっくり腰やこむら返りなどが起こりやすくもなります(;´Д`)
このように、「冬に向けて体が変化する季節」は体の潤いを保ちつつ、皮膚を強くしていくことが大切になってきます!
そこで、快適な冬を迎えるための「秋の養生法」をご紹介したいと思います!!
【食事編】
乾燥しやすい季節なので「体を潤して温める」食材が最適です!
★辛みのある食材…ショウガ、大根、ネギ、紫蘇、三つ葉など
辛みのある食材は「肺」の機能を高めて風邪の予防にも最適です♪
★潤性の食材…梨、ゴボウ、鶏肉、白きくらげ、銀杏、レンコン、はちみつなど
体を潤してくれるこれらの食材は、乾燥しやすいのどや皮膚を守ってくれます!
【生活編】
★乾布摩擦…乾いたタオルなどで手足や背中をさすってあげましょう。
秋に働く「肺」は「皮膚」との関係が深いです。皮膚を刺激してあげることで肺の機能を高めてくれます。
また、ドライヤーなどで温風を当ててあげるだけでも風邪の予防になりますよ(^◇^)
ぜひお試しください!
【鍼灸適応疾患】
◆婦人科系疾患:不妊症・生理痛・更年期障害など
◆肩こり・腰痛・ヘルニア・手足のしびれなど
◆冷え性・アレルギー・自律神経の乱れ・不眠など
◆疲れが取れない・体がだるいなどの不定愁訴
当院では患者さん1人1人に合わせた治療、生活のアドバイスを心掛けています。 何かお困りの際は、お気軽にご相談ください(^^)