自律神経と妊娠力!
- 2016/10/17 (月)
こんにちは~
昨日の気持ちいくらいの秋晴れとはうって変わって雨ですねー。。 みなさん衣替えはもうしましたか(^◇^)?
気温の変化が激しいので、着るものも困ってしまいますが重ね着などでうまく調整しながら体調を崩さないように気を付けましょう!
この季節の変わり目…
やっかいなのは気温の変化によって体が対応しきれなくて自律神経が乱れやすいことなんです。
自律神経とは「交感神経」と「副交感神経」いう逆の働きを持つ神経がシーソーのようにペアになって構成されています。
朝には体を活動的にしたり、夜に休む準備をして眠くなったり…
自分の意識とは関係のない内臓の働きを調整する、つまりご飯を消化するために働いたり、意識しなくても心臓を休みなく動かしたりと正常に体を保つために一生懸命働いてくれている神経が自律神経なんですね~
その他にも、体温調節や血流、ホルモンの調整、免疫力にも密接にかかわり、「交感神経」と「副交感神経」が上手にバランスをとってくれているんです。
では自律神経と鍼灸の効果や妊娠との関係はどうなんでしょうか?
実は、調子を崩した自律神経を整えるのに有効なのが鍼灸治療なんです!!
鍼灸治療が自律神経に影響を与えるということはたくさん研究されて証明もされています(^^♪
患者さんで多いのは「胃の機能低下(胃痛や胃もたれ)」、「腸の運動(下痢や便秘)」、「冷え性」などです。
妊娠と自律神経の関係は?
妊娠に必要な子宮や卵巣などの骨盤内臓器も、もちろん自律神経の影響を受けています。子宮や卵巣を栄養する血管は自律神経によって調節されていますから、自律神経が不調を起こすと妊娠に必要なこれらの臓器の働きや血流の低下、ホルモン分泌に不具合が生じてきやすくなります(;´Д`)
鍼灸治療を続けていくことで骨盤内の血流がよくなり、子宮内膜が厚みを増したり卵胞の発育状態が良くなることは証明されています。
また、生理痛や卵巣が脹れて激痛があるような場合にも、ホルモンバランスが整うことで改善することが患者さんの身体の変化からわかっています。
体質を改善していくには少し時間がかかりますが、治療を始めて3カ月~6カ月くらいで自覚的な変化や良い兆しが見え始めてくるかと思います。
鍼灸はなぜ効くの?と不思議に思う方も多いかと思いますが、様々な作用が科学的にも、経験的にも証明されています。
あなたの生活をより良くするために、ぜひお役立てください(*^^)v
【鍼灸適応疾患】
◆婦人科系疾患:不妊症・生理痛・更年期障害など
◆肩こり・腰痛・ヘルニア・手足のしびれなど
◆冷え性・アレルギー・自律神経の乱れ・不眠など
◆疲れが取れない・体がだるいなどの不定愁訴
当院では患者さん1人1人に合わせた治療、生活のアドバイスを心掛けています。 何かお困りの際は、お気軽にご相談ください(^^)