花粉撃退食材!?
- 2021/02/09 (火)
こんにちは。
ゆう鍼灸院の藤井です。
立春を過ぎてから暖かい日が増えてきましたね。
これからは三寒四温を繰り返しながら春に向かっていくんですね( ´∀`)
さて、春が近づいてくると厄介なのが花粉症!!
今年は花粉の症状が現れるのが早いように感じますが、コロナウイルスの影響もあって外でくしゃみをしたり鼻をかんだりするのは憚られますね。
花粉症の方にとっては辛い季節です。
そもそも、花粉症などのアレルギーはなぜ起きるのか。
私たちの体には細菌やウイルスが侵入してきたときに体を守る防御機能があります。これを免疫システムといいます。
何らかの理由で免疫システムが過剰に反応してしまうと花粉(アレルゲン=抗原)に対して排除しろ〜!と攻撃を仕掛けます。その排除しようとする反応が鼻水やくしゃみなんです。
花粉症は治らない?
いやいや、体質を改善していくことで免疫の過剰反応を防ぐことは可能です。
それは「粘膜を理想的な状態に維持できる身体」と言ってもいいと思います。
粘膜とは口や鼻、まぶたの内側、腸などにある組織で異物が入ってこないように体を最前線で守っている部分と言ってもいいでしょう。
鼻や目、のどの粘膜が健康であればアレルゲンの侵入に対して適切に処理できるので花粉症であってもひどいアレルギー反応は出ずに済みます。
粘膜を強くするために大切なのは、細胞の材料になる「たんぱく質」をしっかり摂ること。
たんぱく質とはお肉や魚、卵、大豆製品(豆腐、納豆、厚揚げ、油揚げ)です。
また、お味噌や麹、キムチなどの発酵食品も腸内環境を整えて粘膜を健康にしてくれるのでおすすめです。
そしてビタミンD!
ビタミンDはもともと骨を強くする役割がメインだと言われていました。
が、最近になって免疫システムの特効薬のような効果がある事がわかってきたんだとか!
【ビタミンDを多く含む食材】
◆鮭、いくら
◆うなぎ
◆さんま
◆いわし
◆ししゃも、しらす干し
天日で乾燥させた干し椎茸やキクラゲにも多く含まれています。
また、肝油ドロップはお手軽に摂取できておすすめです。
これらをしっかり食べて粘膜を強くすることで免疫力を高めることができますが、根深いアレルギーには腸内環境も大切です。
胃腸が整わないとせっかく栄養をとっても吸収することができません。
アレルギーと付き合いが長い、胃腸の調子が悪いな、もともと胃腸が弱いなんていう方は鍼灸でお手伝いできることもあると思います。
まずは食習慣や生活習慣を見直してみて、改善しないときはお気軽にご相談ください。
この春快適に過ごすためにぜひお試しくださいませ〜。