妊娠しやすいカラダ作りって?
- 2016/04/26 (火)
こんにちは。
不妊治療をしていると「妊娠しやすいカラダ」を作りましょうね、と言う事があります。
でも妊娠しやすいカラダって実際どんな体なんでしょう?
今回はそんなカラダつくりについてのお話です(^_^)
東洋医学の古い本の中に
問「養生の道をわきまえている人は年が百歳以上になって、子を産むことができるのか?」
答「養生をわきまえている人は、真気を保持することができ、肉体は容易に衰えません。それゆえ老年になっても、それまで通りに子を産むことができます」(黄帝内経素問 上古天真論より)
とあります。
つまり、一定の限度はあるものの、養生法(生活の仕方)に注意すれば寿命を延ばすことができるばかりか子供を授かることができる年齢も引き延ばすことができるという事です。2千年前にこのような考え方があったのですね。
現代はどうでしょう?養生できていますか?
食べ過ぎたり、コンビニなどで済ませていませんか?
デスクワークが続いて運動不足になっていませんか?
ストレスがたまってイライラしていませんか?
器質的な疾患を持ってる場合を除いて誰もが妊娠できるカラダを持っています。(器質的な病気も治療次第では妊娠は可能です)
ただ、何らかの原因で今は赤ちゃんを産める環境じゃないよ~と身体がSOS を出していると考えてみてください。そう考えると自分のカラダに対して少し優しくしてあげて環境を整えてあげることが赤ちゃんに出会う最初の一歩だと思いませんか?
東洋医学では「心身一如」という考え方があります。
「心と体はつながっていますよ」という意味ですが、心の不安やイライラ、ストレスはすべて身体に影響するということです。
私たちもピリピリ・イライラしている空気のお家ではリラックスして過ごせないですよね。
赤ちゃんもきっとそう思っているはずです。
まずは自分の「ココロの養生」を考えてあげましょう。
ゆっくり自然の中を散歩する、好きな音楽を聴いてリラックスすることも良いでしょう(^^)v
みなさん1人1人違ってよいのです。
そうすることでこわばった身体がゆるんで赤ちゃんにとって居心地のよい環境になっていくはずです。
「健康なカラダ」はまず「ココロの養生」から始めていけると良いですね。
次回は「カラダの養生」について食事・睡眠・運動についておはなしできたらと思っています。
鍼灸治療は1人1人に合った治療法で身体を調整し、ココロとカラダの働きをスムーズにするお手伝いをしていきます。
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