五月病に効くツボ!!
- 2016/05/02 (月)
こんにちは。
早いものでもう5月!!過ごしやすい気候になってきましたね(*^^)v
今回はそんな5月になりやすい「五月病」に効くツボを紹介したいと思います。
まず五月病ってよく聞くけど、何でしょうね?
春は変化の季節ですね、入学や就職、引っ越しなどで環境の変化があった四月。。
そんな様々な変化に徐々に慣れてきたかな?と感じてきた頃に
「疲れが取れない」「気分が落ち込む」「不眠」「寝ても疲れが取れない」
などの症状を訴える方が増えてきます。
これを一般的には「五月病」と呼び、環境の変化に適応できずに自律神経の働きが乱れた状態の事をいいます。
東洋医学では病の原因には外環境(天気・季節)の影響を受けて起こる「外因性」の病と、内環境(精神的変化・感情)によって起こる「内因性」の病の二種類に分けられます。
このうち五月病は精神的なものが関係する「内因性」の病に分類されます。
内因はつまり感情=「怒」「喜」「思」「悲」「憂」「恐」「驚」の七つがあり、本来身体の調子が良ければストレスや感情の変化があっても適応できるのですが、長くストレスにさらされたり、環境に適応できないとこれらの内因(七情)に乱れが生じてきます。
特にこれから夏に向かっていく季節は「思」=思い悩む・考え事をするこことによって五臓の中の「脾」が影響を受けやすくなります。
「脾」は食べたものの消化吸収を助けてくれるところです。
考え事や思い悩んで食欲がなくなったり、お腹がゆるくなった経験はありませんか?
やはり、ココロとカラダはつながっているんですね~。
今回はその「脾」の働きを高めて、内因の「思」を整えてくれるツボをご紹介します。
【身柱】しんちゅう…自律神経の調節をしてくれるツボ
【太白】たいはく…胃腸の働きを助けてくれるツボ
※図を参照
鍼灸は自律神経の調節にも効果があります。
病院で検査をしても異常はないのに身体の調子が良くない時などにはぜひ試してみてくださいね。