立夏の過ごし方
- 2016/05/06 (金)
こんにちは。
昨日は二十四節気で立夏(りっか)でした!
立夏というのは春分と夏至のちょうど中間で、立夏から立秋までの間を暦の上では「夏」とするのです。
夏と言っても本格的な夏はまだまだ先です。
この時期は夏の初め。
日差しが強くなり気温も高くなる日もありますが、基本的には暑くも寒くもなくカラッとしていて風もさわやかな過ごしやすい、お出かけに最適な季節です(^^)v
また、カエルが泣き始めるのもこの時期と言われています。
農業が中心だった日本で、今より田んぼがあった頃はカエルの鳴き声が季節の変わり目を知らせる合図だったのかもしれませんね~。
では夏に向かうこの季節、どんな風に過ごしていくのが良いのでしょうか?
東洋医学の古典、「黄帝内経」では
「夏は万物が繁栄し、花開き実を結ぶ季節。
人々は少し遅く寝て、少し早く起きるべきである。
夏の日の長さや暑さを嫌がることなく、気持ちを楽しく持ちイライラしない事。
花のある植物と同じように満開にさせ、体内の陽気を外に向かって発散させること。
そうすれば夏に適応できます。これに反すると秋になって体調を崩すことになりますよ。」
と書いてあります。
つまり、
「日の出と共に起きて日の入りとともに寝る、太陽の動きに合わせた生活をすること自然な事ですよ。」
「夏はすべてのものが成長し育つ季節であるから、閉じこもらずに外に出て身体を動かしエネルギーを発散することが大切ですよ。」という事です。
夏にクーラーの中でじっとしているのではなく、外に出て身体を動かし汗をかくという事ですね。
身体は季節に合わせて変化していける力を本来持っています。
しかし現代では忙しく働いていると季節に合わせた過ごし方を忘れてしまいがちです。
昔は太陽の動きとともに生活をしていました。少しだけ季節に合わせた生活も意識してみると体調も変わってくるかもしれませんよ(^_^)
ぜひお試しください。
あなたに合った生活の仕方も提案していきます。